vol.4 地域の人の応援を得て車椅子体験 君田小4年生│ハチポ(子・コラム )

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市民コラム

子・コラム (学校を支える地域の底力)

子・コラム (学校を支える地域の底力)

コラムニスト:吉 弥朗さん(八王子市在住)
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■コラム紹介:
混沌とした世情の中、学校運営に地域の力が一層必要になってきた。文科省も家庭・学校・地域の新たな連携を危機感を持って呼びかけている。当コラムでは、心豊かな学校ボランティアの粋な活動を紹介していく。

vol.4 地域の人の応援を得て車椅子体験 君田小4年生

2009年03月21日

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「おっとっとっと、曲がれないな・・・」「曲がる側のタイヤに手でブレーキをかければいいんじゃな~い!」

「ハ~~イ 次を左にまがりま~~~す!」

平成21年2月19日(木)の昼下がり、八王子市みなみ野君田小学校の4年生3クラスは、車椅子体験教室を開催した。
子・コラボ

初めての体験に、子どもたちは、慣れない手つきで戸惑っていたが、車椅子を押す立場と、乗っている立場の双方の気持ちを実感できて、多くのことを学んだようである。


この日は、校門の外も回ったので、危険防止と、指導を兼ねて、8人の地域住民(君田小コミュニティー応援団など)が応援した。車椅子を貸与してくれたボランティアセンターは、操作の方法を説明した。


君田小では、地域住民が、積極的に、子どもたちの育ちを応援し、かつ、忙しい先生たちの手伝いをしたいという機運が生まれてきている。子どもと地域住民とのコミュニケーションも深まるし、住民も、役立ちができて、やりがいを感じることができる。まさに、三方ウインウインウインである。


―――――――君田小コミュニティー応援団―――――――


昨秋設立した「君田小コミュニティー応援団」は、地域住民が、チョコッとできるボランティアで、学校運営や子どもの育ちを応援していこうという組織。
子・コラボ

秋の学芸会では、日曜大工を趣味とする地域住民が、「先生は、子どもに演劇を教える仕事に専念してほしい」とばかり、大道具小道具を作った。先生にはプロとしての仕事を通して、多くの時間を子どもたちに向き合ってほしいという思いがある。手伝った住民は、趣味の腕を発揮できて、かつ、感謝されるので、満足感も味わえる。


パソコンボランティアでは、学校のパソコンを使って、昨年は年賀状の作り方を、今年に入ってカレンダーの作り方を学んだ。講師は、企業で忙しく活躍している40代のお父さん。アシスタントも住民が手伝う。ボランティアは暇な人がやるものではない。忙しくても”志“あらば、ボランティアはできる。


そのほか、イラストボラ、漫画ボラ・印刷ボラ、自転車教室ボラ、サタデースクールボラ、将棋・オセロボラ、放課後子ども教室ボラ、ひょうたんづくりボラ、花壇ボラなど多様なボランティアが今までに実践された。

   

地域住民と家庭と学校が、「協働」して、他子育て(地域ぐるみで他人の子どもも育てていく)していけば、教育環境の閉塞感もとれていくだろう。食育やケータイ・ネット教育は家庭の役割でもある。今、「教育」については、学校だけに任せず、市民も、やるべきことをきちんとやることが強く求められている。

2009年3月17日。
子・コラボ