vol.6 「親は親らしく 子に迎合せず」ときっぱり語る 紋谷智子さん│ハチポ(いきいきシニアのオンパレコラム!)

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いきいきシニアのオンパレコラム!

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コラムニスト:吉永 鴻一さん(八王子市在住)
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■コラム紹介:
このコラムでは、いきいきと社会貢献や趣味を楽しんでいるシニアの人(たまには団体)を、取材して、市民に紹介することにより、まちに「元気」を伝播していきます。いきいき暮らしているシニアの紹介オンパレード!という意味で、いきいきシニアのオンパレ・コラムとしてみました。

vol.6 「親は親らしく 子に迎合せず」ときっぱり語る 紋谷智子さん

2008年12月27日

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日本の精神文化の尊さを 身をもって伝承してくれる紋谷(もんや)さん(76歳・清川町在住)は、さりげなく良き日々を重ねる名人である。 

空き店舗を活用しての配食サービス「とまと」や「きよぴー&とまと」で、ランチや惣菜をつくり配食しながら高齢者のいきいき人生を応援している。「オレンジの会」を含めて、無理のないボランティアを楽しみ続けておれるのは、良い仲間達に恵まれているからだろう。

デイサービスセンター「青陽園」のデイサービスへは、月2回「ボランティアにしき」のメンバーとして参加。手品、フラダンス、輪踊りなどを高齢者と一緒に楽しむ。
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感謝の気持ちとお互いに人格を尊重する根本の教えを家庭に持ち込みたいと、10数年前に「仏教婦人会山ゆりの会」をつくった。月2回法話を聴いたあと、写経やお茶やフラダンスなどを楽しんできた。「今日もありがとうございます」と感謝することの大切さを説き、因果応報の教えを伝えてきた。

紋谷さんの生き方の核となっているのは裏千家の「茶道」である。お付き合いのしかたや一期一会の教えなど日本のよき伝統を後世に伝承している。
家族とも茶道を通して深く結びついている。夕食前には、家族一緒に仏壇の前で手を合わせ、一日の無事を感謝しお礼をかかさない。

「親は親らしく、子に迎合せず、愛をもって接する」をめざす紋谷さんの家族との付き合い方は、家族崩壊に悩む日本の光明となるであろう。
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日本は、今や信じられない事件が続発する国に豹変した。その原因のひとつは、家族のささえ合いの崩壊、親の役割の崩壊にある。子が支えられていないと感じているのに気づかずに、自分だけをいきいきさせている自己中親になってはいまいか。親としての役割から逃げていないか。叱れる親に育とうとしているか・・・。家族の再構築は国民緊急の課題である。


「衣食住すべて嫁に甘えて、毎日家事一切せずにとっても幸せ」と喜ぶ紋谷さんは、その幸せを、周りの高齢者や子どもたちのいきいき人生のために「お互いさま」だからといいつつ「おすそ分け」する。「今伝えたいこと」「老いを生きる」の2冊も自費出版した。「地域で“おばあさま”の役割を果たしていきたい」という新しい目標も決めた。

控えめに、思いやりを持って、つよくしなやかに生きていく大和撫子の生き方を、紋谷さんは今日も身をもって再現してくれていることだろう。

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