市民コラム:いきいきシニアのオンパレ・コラム!
コラムニスト:吉永 鴻一さん(八王子市在住)
■コラム紹介:
このコラムでは、いきいきと社会貢献や趣味を楽しんでいるシニアの人(たまには団体)を、取材して、市民に紹介することにより、まちに「元気」を伝播していきます。いきいき暮らしているシニアの紹介オンパレード!という意味で、いきいきシニアのオンパレ・コラムとしてみました。
vol.13 八王子を音楽の都に。 杉本敦子さん
2009年03月29日
「皆さんのおかげです・・・」
平成18年12月3日、コンクールの最終日に、声を詰まらせながら感動のあいさつを述べたのは、中野上町在住の杉本敦子さん(76才)。
かつてイタリアのフィレンツェで開催され、その後十数年間中断していた国際チェロ・コンクールをここ八王子で引き継ごうと、とてつもない壮大な目標を掲げて動いたのが、NPO法人チェロ・コンサートコミュニティー(C.C.C.)だった。

この市民団体C.C.C.が原動力となり、世界でも類を見ない前代未聞の官・民・専門家による三位一体の活動を展開できたことが大成功に導いたのであろう。まさに理想的な“協働”の形であり、“市民力”発揮の結果であった。

第2回目も、三位一体の活動が展開され、大成功するように、みなさまのご理解とご協力を切に願いたいものである。
杉本さんは、成り行きで理事長としてまつりあげられたとおっしゃる。細いからだのどこにあのようなパワーが潜んでいるのだろう。驕ることを知らない杉本さんから、謙虚に、穏やかに、熱意をもって口説かれると、なぜか納得して協力したくなってしまう。
「私はごく普通のおばさんです。関わってくださった皆さんたちのがんばりこそが事業を成功させたのです。個性あるお一人おひとりのパワーに出会って、多くのことを学びました。」と謙遜なさるが、ごく普通のおばさんが、あんな大事業をしきってしまうのだから、女性パワーは偉大なのだ。
1985年からは八王子マジックグループ(会長:浅井精治)に属していて、仲間たちとマジックや交流を楽しんでいる。日本でも有数のグループに育てた浅井会長をはじめ会員からの信頼も厚い。

1982年から5回に亘り、朗読の幸田弘子氏の公演を企画・実施し、超満員。日本の朗読の第一人者である幸田さんも杉本さんの熱意には動かされるのだろう。

「蒔いた一粒の種が根を下ろし、大樹に育ち、将来“国際チェロ・コンクールが開催される国”として、世界中の人々に認識していただけるようになることを祈って、第2回目もがんばりたい」・・・1年間じっくり英気を養った「小さな巨人」は、今年秋の3年ぶりの開催を目指して、今また軽やかに舞い始めた。
“女性は 原始 太陽であった”・・・。八王子の女性たちのパワーが、ほかのイベントなどでも炸裂していくことを願いたい。力は持っているのだ!

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